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5/24 紅魔併せ撮影――の裏話

前回の記事では取り上げなかった撮影中のちょっとした裏話など。
前回意気揚々と取り上げたカッコイイレミリア様写真、察しの良い方はお気づきかも知れませんが、盛大にレタッチしています。
あれだけドス黒いほどに赤くて、それでいて周りにカスが残らない飲み物はなかなか見つかりません^^
某例大祭で有名なトマトジュースは、色が明るい&野菜の繊維がグラスの側面に残ってしまいますし、モノホンのワインやぶどうジュースを持ちだしても赤さが足りません。
と、いうことで、あのグラスの中身は、「紅茶花伝」です。


この状態で撮影して……
 
ここまでレタッチします。

この方法の一番の利点は、撮影が終わったらグラスの中身をグイッと飲んでしまえることですヽ(=´▽`=)ノ
今回は貸し切りでしたので、スタジオの給湯室で捨てる手が使えましたが、シェアイベントなどではそうも行かないこともあります。そのような場合でも、中身を飲んでしまってからティッシュで拭いておけば問題なく片付けられるというのは大きなメリットとなります(`・ω・´)ゞ

せっかく開発してしまった方法なので、人類の未来のためにもここにやり方を書き記しておきますので、ご自由にお使いください。

まず、グラスの部分をマグネット選択ツールで大体選択します。背景とのコントラストは通常十分高いので、この時点でほぼマスクは完成です。
 
グラスのフチにわずかに残っている部分は選択しないままで大丈夫です。
さて、この選択範囲は何度も使いますので、名前をつけて保存しておきます。
この選択範囲に調整レイヤーを重ねます。「色相・彩度」と「トーンカーブ」があれば、基本的には事足ります。私の腕だとなぜかさらに「レベル補正」が必要になったりしますが……
まず、「色相・彩度」で一気に赤く・紅くします。この時点では又いちごミルク程度の色です(´・ω・`)
 

そこで、「トーンカーブ」でこれまた思い切って下に凸のカーブを作ってやると、赤黒い血の色が再現できます。シャドー側は潰れるくらいでいいと思います。
 

さて、ここまでしておいて、液面のフチに残った部分が生じます。ここについては、ちょっとしたの液面からスポイトツールで色を取り、描画を「カラー」モードにして透明度を下げたブラシで地道に塗っていけば、目立たなくなります。
 
こんな感じで別レイヤーにして微調整が効くようにしておくと吉です。
が、この方法だと、グラスに光源が反射している部分は困ったことになります。見なかったふりをしましょう。
以上の方法で、(最後に大きな妥協を行ないましたが)カッコイイレミリア様の完成です。撮影中はペットの紅茶を飲んでいるわけで、シュールな風景になりますので、キリッとした顔を維持するよう、頑張って下さい。

尚、背景が明るいカットで、「生茶」ベースで同じように作業すると、液は明るくなります。生血にしては透明感がありすぎますので、もう少しいい例があるかもしれません。(カルピスを注いでおいて着色レイヤーを重ねるとか?)
何かいいアイディアのある方は是非コメントください。
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