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夜間撮影のやり方まとめーその1

コスプレ撮影中をしていて、夜間・真っ暗な場所で撮影する場合のやり方です。
私はいつもこんな感じでやってるよ~という程度のお話ですので、お気楽にご覧下さい。

尚、この記事はピントの合せ方など、撮影するまでの準備の話になっています。
それ以前のカメラの設定の合せ方については、次の記事を御覧ください٩(๑òωó๑)۶

そもそも夜間・真っ暗な場所で撮影って言うとどんな写真が撮れるの?
というと、こんな感じです↓↓(2枚目は奥に対岸の明かりが写っていますが、撮影中の手前側は真っ暗でした)
DSC_7672-Edit.jpg  DSC_0991.jpgさて、こんな写真をどうやって撮っているかというと、
まず、全体図はこんな感じです↓(ストロボの配置は適当です)
 
ポイントは、
1)三脚を据えて、ライブビューで撮る
2)ストロボを事前に設置しておく
3)アシスタントに懐中電灯を持ってもらう
4)モデルの立ち位置を決めておく
の4点です。

まず、1)ですが、真っ暗だと当然オートフォーカス(AF)は合いませんし、
肉眼でみてマニュアルフォーカス(MF)で合わせようにも、
被写体が殆ど見えないのでやはり無理があります。
なので、カメラをしっかり三脚に固定して、
暗くてもピントの見えやすいライブビューでピントをなんとか合わせる必要があります

例えば下の写真だと、画面奥の方にトルソーが立っているのですが、
ほぼほぼ何も見えません。


上の写真で、実際の配置はこんな感じ↓でした。


さて、この状態でどうやって撮影するか。
まず、真っ暗だと、いくらライブビューでも構図も何も見えないので、
横からアシスタントの方に懐中電灯で照らしてもらいます。
この時、顔に懐中電灯を直接向けると眩しいので、
顎の下あたりに光軸を向けてもらうとベストです。

すると、こんな感じで↓↓、モデルの姿がライブビューに写ります。
ここではやや強力なヘッドライトを使っているので、肉眼でも見えますが、
普通のLED懐中電灯だと、ライブビュー越しの方がよく見えるかと思います。

尚、可能であれば、ライブビュー時のレンズの絞りは開放に設定しておくと、
ノイズが少なくて見やすいかと思います。

無事に写ったら、構図を決めて、
後は下の写真の様に、拡大してピントを合わせます。

ピントを合せ終わったら、余分な光が映らないように、
アシスタントに懐中電灯を消してもらって、
そのままシャッターを切れば、無事に撮影成功です!

ここまでの手順をまとめると、
1)モデルの立ち位置とライティングを決める
2)三脚を据えてライブビューを起動する
3)アシスタントに懐中電灯でモデルを照らしてもらう
4)構図とピントを合わせる
5)アシスタントに懐中電灯を消してもらう
6)シャッターを切って撮影!
こういう手順になります。

ここで、ある程度絞りを絞っておけば、
モデルの立ち位置を変えずに、ポージングや表情だけを変えて何枚も撮る限りは、
1~5)を省略して、連続してシャッターを切っても、概ねピントが合っていることが期待できます。
1~5は結構時間のかかるプロセスになるので、夜間撮影でテキパキとって枚数を稼ぐためには、いい方法かと思います。



余談:ライブビュー時の絞りについて
ライブビューで撮影している時の絞りについては、メーカごとに動作が異なるようです。

ニコンのカメラの場合、基本的にライブビュー中は実絞り(設定した絞りまで絞り羽が絞られる)になります。
ただし、「動画撮影時のパワー絞り」機能の付いているD1桁機、D8xxやD750などでは、絞りプレビューボタンを押すと、絞りが開放になります。(押す度に開放←→実絞りで切り替わります)

キヤノンのカメラの場合、使っていないのでよくわからないですが、
どうやら常時、絞りが開放のようです。夜間のピント合わせは楽そうですね。

ペンタックスのカメラの場合は、現在調査中です。ご存じの方はこっそりご連絡下さいm(_ _)m

その他各社のミラーレスカメラについても、情報を募集中です٩(๑òωó๑)۶

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