夜間撮影のやり方まとめーその1 コスプレ撮影中をしていて、夜間・真っ暗な場所で撮影する場合のやり方です。私はいつもこんな感じでやってるよ~という程度のお話ですので、お気楽にご覧下さい。尚、この記事はピントの合せ方など、撮影するまでの準備の話になっています。それ以前のカメラの設定の合せ方については、次の記事を御覧ください٩(๑òωó๑)۶そもそも夜間・真っ暗な場所で撮影って言うとどんな写真が撮れるの?というと、こんな感じです↓↓(2枚目は奥に対岸の明かりが写っていますが、撮影中の手前側は真っ暗でした) さて、こんな写真をどうやって撮っているかというと、まず、全体図はこんな感じです↓(ストロボの配置は適当です) ポイントは、1)三脚を据えて、ライブビューで撮る2)ストロボを事前に設置しておく3)アシスタントに懐中電灯を持ってもらう4)モデルの立ち位置を決めておくの4点です。まず、1)ですが、真っ暗だと当然オートフォーカス(AF)は合いませんし、肉眼でみてマニュアルフォーカス(MF)で合わせようにも、被写体が殆ど見えないのでやはり無理があります。なので、カメラをしっかり三脚に固定して、暗くてもピントの見えやすいライブビューでピントをなんとか合わせる必要があります例えば下の写真だと、画面奥の方にトルソーが立っているのですが、ほぼほぼ何も見えません。 上の写真で、実際の配置はこんな感じ↓でした。 さて、この状態でどうやって撮影するか。まず、真っ暗だと、いくらライブビューでも構図も何も見えないので、横からアシスタントの方に懐中電灯で照らしてもらいます。この時、顔に懐中電灯を直接向けると眩しいので、顎の下あたりに光軸を向けてもらうとベストです。すると、こんな感じで↓↓、モデルの姿がライブビューに写ります。ここではやや強力なヘッドライトを使っているので、肉眼でも見えますが、普通のLED懐中電灯だと、ライブビュー越しの方がよく見えるかと思います。尚、可能であれば、ライブビュー時のレンズの絞りは開放に設定しておくと、ノイズが少なくて見やすいかと思います。 無事に写ったら、構図を決めて、後は下の写真の様に、拡大してピントを合わせます。 ピントを合せ終わったら、余分な光が映らないように、アシスタントに懐中電灯を消してもらって、そのままシャッターを切れば、無事に撮影成功です!ここまでの手順をまとめると、1)モデルの立ち位置とライティングを決める2)三脚を据えてライブビューを起動する3)アシスタントに懐中電灯でモデルを照らしてもらう4)構図とピントを合わせる5)アシスタントに懐中電灯を消してもらう6)シャッターを切って撮影!こういう手順になります。ここで、ある程度絞りを絞っておけば、モデルの立ち位置を変えずに、ポージングや表情だけを変えて何枚も撮る限りは、1~5)を省略して、連続してシャッターを切っても、概ねピントが合っていることが期待できます。1~5は結構時間のかかるプロセスになるので、夜間撮影でテキパキとって枚数を稼ぐためには、いい方法かと思います。余談:ライブビュー時の絞りについてライブビューで撮影している時の絞りについては、メーカごとに動作が異なるようです。ニコンのカメラの場合、基本的にライブビュー中は実絞り(設定した絞りまで絞り羽が絞られる)になります。ただし、「動画撮影時のパワー絞り」機能の付いているD1桁機、D8xxやD750などでは、絞りプレビューボタンを押すと、絞りが開放になります。(押す度に開放←→実絞りで切り替わります)キヤノンのカメラの場合、使っていないのでよくわからないですが、どうやら常時、絞りが開放のようです。夜間のピント合わせは楽そうですね。ペンタックスのカメラの場合は、現在調査中です。ご存じの方はこっそりご連絡下さいm(_ _)mその他各社のミラーレスカメラについても、情報を募集中です٩(๑òωó๑)۶にほんブログ村にほんブログ村 PR