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2015/08/13 川ロケレポ(経験編)

はじめに

先日、人生で初めての川ロケ(川&川原でのコスプレ撮影)に行ってまいりました。
その際に気づいた注意点などをつらつらと書き残しておきたいと思います。
写真とかはまた次回!

いかんせん初心者が1回の経験で書いたものなので、個人的な備忘録程度に見ていただけると幸いです。次回以降、経験を重ねてまた気づいた点があれば書くと思います。

前日までの準備

前日までに準備しておいたほうが良いことは以下の様な感じでした。

1.ロケハン

ロケハン、現場の下見は絶対に行っておいたほうがいいです。
一度現場を見て、写真を記録しておいたほうが、ロケ地の管理事務所とやりとりする上でも話が伝わりやすいですし、
他の撮影参加者の方にも、どんな場所に行くのか伝えやすいです。

ロケハンの際に記録しておくべき点としては、まず、最寄りの駅なり駐車場なりからの道順が分かる写真と着替えに使えそうな(テントの張れそうな)場所の写真があると便利でした。
もちろんその上で、どんな場所なのかが伝わるような引きの写真や、本番で使いそうな構図の写真も用意しておいたほうが他の参加者に親切かと思います。

2.機材類

当日に向けては、「着替え用のテント」と、「マリンシューズ」を用意しました。

前者はロケ一般に通じる装備ですが、着替えられる自動車が用意できるのでなければ、必須になると思います。
また、使ってみた感想としては、立ったまま自然に着替えられるテントの方が、体をひねりながらの着替えになる車内よりもずいぶんと着替えやすかったです。

後者は、川ロケ、海ロケ専用の装備になりますが、水中に入る際、脚にケガをしないようにする便利なアイテムです。
素足にマリンシューズなら、何の気兼ねもなくザブザブ水中に入れて楽でした。

当日の注意点

当日、撮影前、撮影中に気をつけていたことはこんな感じです。

機材の防御

水面近くで撮影することや、川の水に浸して濡れた手で操作することを考えると、機材を水から防御する必要があります。
機材といっても今回はライト類は全く使わなかったので、カメラとレンズだけになりますが。

防滴を謳う機材を用意することは当然として、今回は以下の様な対策をとりました。

ボディについては、ハッチ類(SDカード、バッテリ、etc)の周囲にパーマセルテープを張って、防滴性能を強化しています。

もちろんテープ自体、完全な防水能力があるわけではないですが、水をかぶった際にボディの止水パッキンにかかる水圧を減らせるのではないかなーと思います。
効果があったかどうかは不明ですが、こんな感じで貼っていました。

(写真は右側面のSDカードハッチ部分。D750のこの部分は、蓋を開くと内部基板が見えるので、もし水が入ったら大変不味いことになりそうです)

レンズについては、全レンズに、いつもは使わないプロテクトフィルターを装着しただけでした。
レイヤーさんに、カメラに向かって水飛沫を飛ばしてもらう構図を撮る予定があったので、なるたけ直撃しても問題なく、またすぐに拭き取れるようにしています。


(モデルはみとんさん)
こういう構図やると、大体フィルタに水滴がつきますヽ(=´▽`=)ノ
タオルでさっと拭いて、あとが残るようならレンズペンで拭いていました。

安全対策?

本来は非常に書くことの多そうなセクションですが、初めてでおっかなびっくりだったため、
特に書き残せそうなことがありません。
帰還後、Twitterで頂いたコメントでは、2Lペットボトルを用意しておくと、万万が一流された時に使えるかも?との声がありました。
正しいと思います。

あと、自然と一番軽装になるフォトグラファが、はじめに入水して水深なんかをそっと探ると、
比較的安全かもしれません。

こんな感じでジャージ+Tシャツでそろーっと歩いて、「ここまでならこれくらいの深さ」という感覚を作っておきます。

交流?

さほど山奥まで足を運んだわけではなかったので、辺りには他にも川遊びの方がいっぱいおられました。
キャラが東方Projectから魔理沙、霊夢、紫と有名ドコロだったこともあり、レイヤーさんが何度か記念撮影を求められていました。その辺り、快く応じていただけるレイヤーさんだったので、やりやすく感じられました。
フォトグラファとして積極的にできることは少ないですが……

撮影の後気づいたこと

撮影途中・帰ってきての教訓は……

衣装へのダメージ

自然の川に入水した衣装は、その場では気づかなくても大ダメージを受けています。
具体的には、なんか生臭い!
そのままだと部屋干しにした洗濯物を3倍濃縮したような臭いがするので、早いところ洗いましょう。
普通の家庭用洗剤が比較的有効です。柔軟剤も加えるともっといいとか?

その他

ほんと小さなことですが、着替えテントは、人通りが少ない側に入り口を向けたほうが出入りが気兼ねないです。

以上、思いつくままにツラツラと書き連ねてみました。皆様の参考になれば幸いです。
これだけ色々準備したりなんだりで撮影した写真はまた次回!
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白布のススメ in コスプレ撮影

今回は、コスプレ撮影に当たってのちょっとした便利アイテムのお話です。

何ぞ?

具体的にはこれ↓です。ただの2mx2mの白い布です
DSC_1435.jpgDSC_1436.jpg
ただの白い布ですが、以下のように色々と役に立つ上、
お値段も安く、お勧めです。

どう使うの?

紗幕にする

まず第1の使い方としては、「紗幕」として使えます。
実施例はこんな感じ↓です。この写真の白い部分に、白布を使っています。
DSC_4867.jpg
DSC_8742-Edit-Edit.jpg

(モデルは順に、らいさん、Lycoさん)
スタジオの天井や壁に貼り付けて、奥側からストロボを当てると、
このように布全体が白く飛んで、明るい背景を作り出すことができます。

ネタばらしをするとこんな構造になっています↓
DSC_4861.jpg
(1枚目の写真では、布の奥、スタジオの壁にパーマセルテープでストロボを固定しています)
DSC_1511-Edit.jpgDSC_1512-Edit.jpg
(2枚目の写真では、左の写真の様に襖の奥に白布を貼り付けて、床に置いたストロボで奥から照らしています(右の写真、オレンジ色の囲み))

重要な点ですが、
貼り付ける際にはパーマセルテープ等の糊の残らないテープを使い、
ハゲそうな壁・セットは避けて貼るようにしないと、
スタジオを痛めてしまうので、お気をつけ下さい。

レフにする

次に、屋外では大型レフとして活躍します。
(この使い方については、小澤太一先生の「よくわかる!ポートレートレッスン」に挙げられている撮影風景の写真を参考にしております)

実施例はこんな感じ↓です。強い日差しの下でも自然に光が回っていますね。
DSC_7393.jpg
(モデルは香雪さん)

この時の撮影風景はこんな感じ↓です。
DSC_7387.jpg

(アシスタントはるいやさん)
ほとんど白く飛んでいますが、それだけ強烈に光を反射してくれていますヽ(=´▽`=)ノ
アシスタントをお願いできる人がいる場合は、斜めに持ち上げてもらうといいかもしれません(普通のレフ板とおなじ感覚です)。

また、面積を稼げるので、キャッチライトも綺麗に入りやすいです。
DSC_7404.jpg

(モデルはるいやさん)

尚、ただの布ですので、風が吹くと舞い上がったり、置くのに苦労したりします。
適宜ペットボトルなどを隅において重石にする必要があります。最悪カメラバッグでも良いですが……

レジャーシートにする

最後に、当然の事ながら、ただの白い布なので、野外で広げてしまえば便利シートに早変わりです。
荷物をおいたり、上に寝っ転がってピクニック風に見せたり、使い道は様々あると思います。
使っているうちにだんだんと汚れてきますが、ザブザブ洗えますし、洗ってダメなようなら作りなおせばいい程度のコストです。

実用例はこんな感じ、何でもありですね笑
DSC_7510-Edit-Edit.jpg

(砂浜に直にカメラバッグを置きたくなかったので敷いてみた例)
DSC_8904-Edit.jpg
(ピクニック風に使ってみた例、モデルはVanillaさん、キャメさん)

作り方

( ・ω・)
作り方は簡単、
  1. 115cm幅の白い布を4m買ってきて
  2. 半分に切って
  3. 一気にミシンで縫い合わせる
だけです。これで、(約)2mx2mの布の出来上がりです。
特に精度が必要な用途ではないので、2mでマチ針を7本ぐらいしか止めずに縫いましたが、
問題なく使えています。
ミシンがない場合には、何箇所かをパーマセルテープで留めてしまえば、
似たようなものが作れるのではないかと思います。

尚、この布は日暮里の「トマト」さんで¥100/mで買ったものですので、
4mで¥424(税込み)で完成しています。
安くても1000円程度はするレフ板に比べて格安ですねヽ(=´▽`=)ノ

追記:ここで取り上げた初代白布は、川ロケで使った際に水没、生臭くなったので、廃棄されました。合掌。

2015/06/13-14 海ロケレポ(夜の部)

引き続き、夜戦(夜間撮影)のまとめです。

比較的都会から遠い場所だったこともあって、海辺はかなーーり暗かったです。
かすかに残照が残っている時点で撮影した写真がこちら、
ISO2000, f/4, 1/80secである程度波の動きを残しました。
DSC_3497.jpg
完全に日が暮れてから、三脚を用いて長時間露光で写しこんだ写真がこちら、
ISO100, f/2.5, 10secになります。
DSC_3517.jpg
これだけ暗いとなると、当然撮影は基本的にストロボ頼りとなります。
具体的な撮り方としては、斜め手前からストロボで照らして、奥を真っ暗にして、夜の海の漆黒を表現するか……↓

DSC_3579.jpg DSC_3569.jpg

思い切って感度を上げて、なんとか夜の海の明かりを写しこむか……↓

DSC_3628.jpgDSC_3602.jpg
になります。
後者の方法を取る場合、この写真の明るさでも、
それぞれ、ISO6400, f/1.8, 0.4secやISO6400, f/1.8, 1/10sec
超高感度・長時間露光が必要でした。

その他、写真には残っていないですが、気づいたことなどをまとめておきます。
  • ヘッドライトマジ有能。明かりをつけた状態で両手を使えると大変便利です。夜撮の際には必ず用意したほうが良さそうです。
  • ストロボが強すぎる場合の対応策が必要。上述のようにISO6400, f/1.8など、高感度設定で撮影する場合、ストロボのパワーを最低(1/128)に設定しても、尚パワーが強すぎる場合があります。どうしたものか……
ちなみに、その場の明かり+他の人の懐中電灯の散乱光だけに頼って撮影した写真が以下のものになります。かろうじて撮れてるというのかどうか笑
DSC_3607.jpg
(ISO51200, f/1.8, 1/8sec)

2015/06/13-14 海ロケレポ(昼の部)

久しぶりの撮影記です。
今回は、神奈川県某所へ海ロケに行ってまいりました。
地元の役場の印の入った撮影許可を頂いて、何やら本格的な雰囲気のする撮影です。

メンバーは
葉桜さん(蒼龍・伊168)
トリスケリオンさん(鳳翔・潜水カ級)
Keruさん(飛龍・提督)
nacoさん(大和・大井)
の4名のモデルの他、
秀さん
が私の他にカメラマンとして参加しておりました。

宿で着替えてから、車で現場まで移動すると、予定通りの石の浜でした。
残念ながら晴れた空には恵まれませんでしたが、幸いにして風があまり強くなく、海は穏やかでした。
DSC_3130.jpg

撮った写真はこんな感じ。
DSC_3147.jpgDSC_3222.jpgDSC_3380-Edit.jpg

くるぶしより少し上程度の水深でも、しっかり波を待つとこれくらいには海っぽい写真も撮れました
DSC_3318.jpg
水鉄砲の水に後ろからストロボを当てると、水撮っぽい効果に使えないかな―と思いましたが、結局出番がなかったです。
DSC_3212.jpg
さて、今回、初めての海撮だったのですが、気づいた点をまとめるとこんな感じです。
  • フナムシが多い!岩場だったからかと思いますが、あちこちを走り回っています。とはいえ、大変臆病で、人間の気配がするとサーッと去っていくので、撮影の邪魔にはなりません。
  • 同じく小さな貝が多い!これも岩場ゆえのことだと思いますが、海岸の石にびっちりと貝がへばりついています。歩くときや、石に座るようなポージングの際には何かと注意が必要でした。
  • 風が強い。これも海岸では当然のことですが、風が強く、2Lのペットボトル2本をぶら下げていたにも関わらず、アンブレラ付きのスタンドが風に煽られて転倒しました。海岸でスタンドを立てる際には、倒れても泣かない勇気が必要になりそうです。
  • 上り下りがキツイ。海辺を活かした撮影をしようとすると、必然的に、カメラが陸側、モデルが海側/波打ち際に位置しての撮影が多くなります。そうなると、撮影中に画像を見せに行ったり、近く細かな指示を出そうとしたりするたびに、カメラマンが浜辺を降りていく事になります。1回や2回ならどうということはない行程ですが、10回、20回となると、結構足が疲れます。
  • 足元は固めるとよし。今回、岩場の水中に入ることを見越して、古くなったスニーカーを用意して撮影に望みましたが、良い選択だったと思います。石で切り傷を作らない防御力と、気にせずどんどん海に入れる気楽さを備えるチョイスとして、お勧めです。
    →「ウォーターシューズ」というアイテムがこの用途にぴったりなようです。
それでは、この続きの夜戦についてはまた次の日記で記したいと思います。

レンズマウント覚え書き

最近何かと「オールドレンズ」の話が見受けられます。
が、その際に、話題に出てきたレンズのマウントがどんなものか、
ひと目で分かる情報が見当たらなかったので、
どのマウントがどのマウントに装着可能かを、簡単にまとめてみました。

0.結論

せっかちな方のためにまず結論から。
  • マウントアダプタ無しで、同マウントのオールドレンズが使える(場合がある)のは、Fマウント、Kマウント、Mマウント
  • マウントアダプタの利用を前提とすると、「その他のカメラ用マウント」のカメラになら、一眼レフ用マウントのレンズはどれでも装着可能(下図)。35mmフルサイズカメラで、レンズ本来の画角を楽しみたければEマウント一択。
  • 一眼レフ用マウント同士のマウントアダプタは色々と難しい

1.前提

用語法

「装着できる」と表記しているのは、マウントアダプタを利用して、あるいはそのままの組み合わせで、レンズをボディに物理的に固定する可能で、かつ無限遠に合焦可能な場合を指しています。
「互換性がある」と表記しているのは、装着出来る組み合わせの中でも、自動露光(AE)や、オートフォーカス(AF)など、レンズが本来のボディに装着されていれば発揮された機能がすべて動作する場合に限っています。
 一般のマウントアダプタを介して装着自体は可能だが、それらの機能が動作しない場合は含んでいません。

基礎知識

 まず、大前提として基本的にレンズとボディのマウントが同じでなければレンズは装着出来ません。
 また、マウント名が一応同じレンズとボディであっても、互換性に制限がある場合があります。 
 この例外として、「マウントアダプタ」と呼ばれる器具によって、ボディと異なったマウントのレンズを装着できる場合があります。
 マウントアダプタは大きく分けて、メーカ純正のものと、それ以外の一般のものがあります。特に断りがない限り、一般のマウントアダプタのことを「マウントアダプタ」と表記しています。
 メーカ純正のマウントアダプタにおいては、互換性を保って装着可能な場合が多いです。
 一般のマウントアダプタにおいては、互換性はなく、ただ、物理的に装着できるようにするだけの場合がほとんどです
 一般のマウントアダプタにおいては、「多くのレンズでは装着できるが、レンズによっては装着不能」という組み合わせもしばしばあります。

お断り

 以下では便宜上、「一眼レフカメラ用のマウント」と「その他のカメラ用マウント」にマウントを大別します。
 Mマウント以外の「その他のカメラ用マウント」同士の装着は、オールドレンズを使うという今回の記事の対象外になるため、考慮していません。
 「一眼レフ用マウント」同士の場合、「補正レンズ付き」のアダプタを使えば、本来装着できない組み合わせでも装着できるパターンも多くありますが、省略しています。補正レンズ込みでも装着できない組み合わせはそんなにない……はずです。
 「一眼レフ用マウント」のレンズを「その他のカメラ用マウント」のボディに装着するマウントアダプタは、基本的にすべての組み合わせが存在し、装着可能です。(図)


2.個別のお話

一眼レフ用マウント

・Fマウント(Nikon)

Nikonの一眼レフカメラで使われているマウントです。
細かくいうと色々と互換性がない場合も多いですが、組み合わせによっては70年台~のレンズがそのまま現行のボディでも使えます
フランジバックが一番長い部類(46.5mm)のマウントなので、基本的にこのマウントにマウントアダプタをつけて他マウントのレンズを使うのは難しいです。

・EFマウント(Canon)

Canonの一眼レフカメラで使われているマウントです。
80年代末に誕生した新しいマウントで、それ以前のレンズとの互換性はありません。
尤も、フランジバックが短い(44mm)ため、マウントアダプタは一眼レフカメラの中では比較的使いやすいようです。
Fマウントに対してはほぼレンズの制限なくマウントアダプタが利用できるようです。
Y/Cマウントに対しては装着できないレンズと、装着できるレンズとがあるようです。
・EF-Sマウント
EFマウントの1種で、Canonの一眼レフのうち、APS-Cサイズの素子のカメラ専用のレンズです。
Canonの35mmフルサイズカメラには装着不能です。逆に、APS-CカメラにEFマウントのレンズをつけることはもちろん出来ます。
・EF-Mマウント
こちらは、Canonのミラーレスカメラ「EOS M」シリーズのマウントです(従って本来の分類としては「それ以外のカメラ用マウント」になります)。
純正のアダプタを介することで、EF/EF-Sマウントのレンズを互換性を持ってEOS Mシリーズに装着することが可能です。

・Kマウント(Pentax)

Pentaxの一眼レフカメラで使われているマウントです。
細かな点を除けば、70年台からのレンズが一応互換性を持って現行のボディで利用可能です。
また、下記M42マウントのレンズをマウントアダプタを介して装着可能です。

・Aマウント(SONY)

SONYの一眼レフカメラで使われているマウントです。昔(2006年まで)はMINOLTAというメーカが現SONYのカメラ事業を営業していたため、その頃のレンズはMINOLOTA銘になっています。
80年台半ばに登場したマウントで、それより前のレンズとは互換がありません。
純正アダプタを介してEマウント(後述)に互換性を保って装着できます。

――↑ここまでが現在使われているマウント↑ーー

・Y/Cマウント(Yashica/Kyocera)

昔、ヤシカ(後に京セラにより吸収)の一眼レフカメラで使用されていたマウントです。
提携の関係でZEISSブランドのレンズが豊富にあり、珍重されているようです。
一眼レフカメラへのマウントアダプタは、レンズによる制限があるもののEFマウントへは存在するようです。

・M42マウント

大昔のマウントですが、世界中で使われていたため様々なレンズが有り、未だにオールドレンズ遊びの対象としてはポピュラーなようです。
一眼レフカメラへのマウントアダプタは、KマウントへはPentax純正のアダプタがあります。
EFマウントへも一応アダプタはありますが、レンズとボディの組み合わせによっては使えない場合もあるようです。

・FDマウント(Canon)

CanonがEFマウントに移行する前のマウントです。現在では補正レンズなしで他の一眼レフ用マウントへ変換できるマウントアダプタは存在しないようです。

・MDマウント(MINOLTA)

MINOLTAがAマウントに移行する前のマウントです。(調査中)

それ以外のカメラ用マウント

・Mマウント(Leica)

1954年以来続くライカのマウントです。半世紀以上にわたって完全な互換を保っていますが、ライカのボディを持っている方はこんな記事を読んでいないと思います
サードパーティーを含めた豊富な互換レンズが有り、下記ミラーレスカメラ用マウントへは一般のマウントアダプタ経由で装着可能なため、オールドレンズ遊びの対象として嗜まれているようです。

・Eマウント(SONY)

SONYのミラーレスカメラ向けマウントです。同社のAマウントのレンズは、純正のマウントアダプタにより互換性を保って使用可能です。
また、現時点で現実的に利用できる35mmフルサイズセンサを搭載したミラーレス機の存在する唯一のマウントのため、各種マウントに変換して遊ぶ母艦として好まれているようです。

・Xマウント(FUJIFILM)

富士フィルムのミラーレスカメラ向けマウントです。純正でMマウントアダプタがあります。

・マイクロフォーサーズマウント

パナソニック・オリンパス等のミラーレスカメラ向けマウントです。マウントアダプタを利用した遊びも当然可能ですが、コーワ・コシナなどから、現行レンズとしてクラシカルな雰囲気のMF用レンズが発売されていることも特徴です。

3.まとめ

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