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一眼レフカメラをデコるお話

突然ですが、私がいまメインに使ってる一眼レフカメラはこんな感じ↓で、
何やらベタベタとシールが貼ってあります。
随分とデコられた印象ですね。


特に、真正面の出っ張り(ペンタプリズム部分)にあるNikonロゴが隠れてしまっているので、
「ロゴを隠してるんですか?」と良く聞かれますが、
特にそういう意図はありません。

ではこれは何か、というと、このまま見ても、分かりません。
わかりやすいように、明かりを消すと、こうなります↓

というわけで、夜、真っ暗な場所で撮影する際に、
カメラの場所がわかるように貼られた蓄光テープが、正体でした。
特にロゴを隠してしまっているテープは、真正面から見た時に見える唯一の部分なので、
モデルから見てカメラの位置をわかってもらうために重要なのです。

尚、その右下のテープはレンズ取付指標のもの、手前はレンズフードに付いているものです。
レンズとボディの取り付け指標にテープを貼っておけば、
真っ暗なママでも一応はレンズ交換ができます。
実際にはミスがあるとこわいので、いちいちヘッドライトを付けることがほとんどですが。

同じように、背面はこのように↓なっています。

こうしておけば、真っ暗な場所でも、
「再生ボタンの位置がわからない!」とか、
「プレビューはできたけど、拡大ボタンの場所がわからない!」とか、
そういった問題が生じませんヽ(=´▽`=)ノ

D5などのフラグシップ機では、それぞれのボタンにライトが内蔵されているようですが、
私のD750の場合は、ライトが仕込まれているのは右肩の液晶だけなので、
こういった工夫が必要なのでした。

同じように、三脚やライトスタンドのノブにも蓄光テープを貼っておくと、
暗闇で操作する際に便利です。(画面左側がカメラ、右側が三脚)

特に、三脚の足に貼っておくと、暗闇でも立っている場所がわかって、
足を引っ掛けることが減る……と思います。

これだけベタベタ貼っていても、
夜間撮影中に、一度足を引っ掛けてカメラごと三脚を倒したことがあるので、
油断は禁物ですが\(^o^)/

以上、カメラと機材を蓄光テープでデコるお話でした。
蓄光テープは、特にどの製品でも大きな問題はないので、
適宜、書いやすそうな製品を選べば問題ないと思います。
発光時間については、
撮影中に時々懐中電灯やヘッドライトの明かりを浴びて蓄光するチャンスが度々あるので、
さほど拘る必要はなさそうです。

ちなみに、ニコンのサービスセンタに、この状態のカメラを何度か持ち込みましたが、
特に全部はがされるようなことはなく、むしろなるべくそのままの状態を維持して、
清掃なり、修理なりをしていただいています。多謝m(_ _)m

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夜間撮影のやり方まとめーその2

1.まえがき

前回の記事では、夜間のコスプレ撮影での、
撮影するまでの段階を解説しました。

今回は、前回書き残した、
カメラやライティングの設定について説明して行きたいと思います。

といっても若干長い話になるので、
今回はカメラの設定を合わせるところまでの説明になります。

ですから、ここではモデルさんにはカメラの前に立ってもらう必要はありません。
適当なところで休んでいてもらって大丈夫です。

2.どこに露出を合わせるか

まず、カメラの設定ですが、
私は基本的に背景の夜空に露出を合せています。
手前については、ストロボのライティングで合わせるので、
今は特に考える必要はありません。

ここからは、前回の作例写真を例にとって解説していきます。
なお、最終的なこの写真の設定は、「ISO2000, F5, 10sec」でした。
DSC_7672-Edit.jpg

3.具体的な露出の合せ方

山の峰のラインを背景に入れたかったので、
そこがある程度明るく映るように設定します。
とは言っても、カメラ内の露出計で図るには、夜空は暗すぎるので、
露出計を見て設定する、あるいは設定をカメラ側に任せる(Av、Tvなど)のは無理があります。
そこで、夜間撮影の場合には、マニュアルで明るさをあわせてやる必要があります。

以下で説明するやり方をまとめると、
  1. ISO最大、絞り開放で必要な露光量を測る
  2. 他の条件から露光量を保ってパラメータを変える
という順番になりますので順番に見ていきましょう。。

1 ISO最大、絞り開放で必要な露光量を測る

まずはカメラの露出モードをM(マニュアル)に設定して、
ISOを目一杯上げ、絞りも目一杯開いておきます。
この時はISO25600, f/1.4が限界でした。
こうすることによって、これから何枚もテスト撮影をして明るさを測るときに、
露光時間が短くなり、テンポよくすすめられます。
また、ストロボの発光はすべてオフにしておきます。


その上で、フォーカスリングを大体無限遠(∞)に合わせた上で、
当てずっぽう(夜空なら大体ISO25600, f/1.4だと1秒ぐらいかな?という勘)で、
背景を1枚テスト撮影してみます。
その上で、明る過ぎたら露光時間を1/2秒に1段短くして、
もう1枚テスト撮影してみます。
だめならもっと調節します。

こうして、必要な明るさの写真、つまり、
「ほんのり明るい夜空に、真っ暗な山のシルエットが浮かぶ写真」
を撮ることができたら、
そこから明るさを保って、パラメータを調整していきます。

ちなみに、この写真だと、ISO25600, f/1.4, 1/15secで必要な明るさになりました。
最初の当てずっぽうは相当ずれていましたね\(^o^)/

2 他の条件から露光量を保ってパラメータを変える

さて、次に、最終的にほしい写真に向けてパラメータを調整していきます。
今回は
「長時間露光しながら、モデルの後ろをカメラマンが移動して、何発もストロボを当てて撮る」、
つもりだったので、
まずは、露光時間を、後ろで自分が動き回るのに十分な10秒にすることを考えます。
(これより短いと時間切れになりやすく、長いと、露光中にモデルに止まっていてもらうのが難しいです)
露光量を保ったまま設定を変えると、ISO320, f/1.4, 10secになります。

ではコレでいいか、というとまだ幾つか問題があります。
まず、ストロボの光に光条が欲しいので、そのためにはかなり絞り込む必要があります。
また、被写界深度から言っても、f/1.4でとってしまうと、後ろの山がボケすぎてしまいます。

一方で、露光時間は10秒と決めてしまっているので、絞りを調節したければその分ISOを上げるしかありません。
そこで、F値を変えながらISOを上げていって、適当なところで止めます。
今回の条件だと、D750の高感度ノイズがどの程度まで我慢できるかを自分の中で考えて、
最終的にISO2000, f/5, 10secと決めることになりました。
(ISO4000となると、ややノイズが多すぎ、f/3.5だと絞りが足りないためです)

4.まとめ

以上の手順で、一応思った通りの夜空を背景にした写真を撮影する準備ができました。
ここから、モデルに露出を合わせて撮る話になるのですが、
それはまた次回٩(๑òωó๑)۶

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夜間撮影のやり方まとめーその1

コスプレ撮影中をしていて、夜間・真っ暗な場所で撮影する場合のやり方です。
私はいつもこんな感じでやってるよ~という程度のお話ですので、お気楽にご覧下さい。

尚、この記事はピントの合せ方など、撮影するまでの準備の話になっています。
それ以前のカメラの設定の合せ方については、次の記事を御覧ください٩(๑òωó๑)۶

そもそも夜間・真っ暗な場所で撮影って言うとどんな写真が撮れるの?
というと、こんな感じです↓↓(2枚目は奥に対岸の明かりが写っていますが、撮影中の手前側は真っ暗でした)
DSC_7672-Edit.jpg  DSC_0991.jpgさて、こんな写真をどうやって撮っているかというと、
まず、全体図はこんな感じです↓(ストロボの配置は適当です)
 
ポイントは、
1)三脚を据えて、ライブビューで撮る
2)ストロボを事前に設置しておく
3)アシスタントに懐中電灯を持ってもらう
4)モデルの立ち位置を決めておく
の4点です。

まず、1)ですが、真っ暗だと当然オートフォーカス(AF)は合いませんし、
肉眼でみてマニュアルフォーカス(MF)で合わせようにも、
被写体が殆ど見えないのでやはり無理があります。
なので、カメラをしっかり三脚に固定して、
暗くてもピントの見えやすいライブビューでピントをなんとか合わせる必要があります

例えば下の写真だと、画面奥の方にトルソーが立っているのですが、
ほぼほぼ何も見えません。


上の写真で、実際の配置はこんな感じ↓でした。


さて、この状態でどうやって撮影するか。
まず、真っ暗だと、いくらライブビューでも構図も何も見えないので、
横からアシスタントの方に懐中電灯で照らしてもらいます。
この時、顔に懐中電灯を直接向けると眩しいので、
顎の下あたりに光軸を向けてもらうとベストです。

すると、こんな感じで↓↓、モデルの姿がライブビューに写ります。
ここではやや強力なヘッドライトを使っているので、肉眼でも見えますが、
普通のLED懐中電灯だと、ライブビュー越しの方がよく見えるかと思います。

尚、可能であれば、ライブビュー時のレンズの絞りは開放に設定しておくと、
ノイズが少なくて見やすいかと思います。

無事に写ったら、構図を決めて、
後は下の写真の様に、拡大してピントを合わせます。

ピントを合せ終わったら、余分な光が映らないように、
アシスタントに懐中電灯を消してもらって、
そのままシャッターを切れば、無事に撮影成功です!

ここまでの手順をまとめると、
1)モデルの立ち位置とライティングを決める
2)三脚を据えてライブビューを起動する
3)アシスタントに懐中電灯でモデルを照らしてもらう
4)構図とピントを合わせる
5)アシスタントに懐中電灯を消してもらう
6)シャッターを切って撮影!
こういう手順になります。

ここで、ある程度絞りを絞っておけば、
モデルの立ち位置を変えずに、ポージングや表情だけを変えて何枚も撮る限りは、
1~5)を省略して、連続してシャッターを切っても、概ねピントが合っていることが期待できます。
1~5は結構時間のかかるプロセスになるので、夜間撮影でテキパキとって枚数を稼ぐためには、いい方法かと思います。



余談:ライブビュー時の絞りについて
ライブビューで撮影している時の絞りについては、メーカごとに動作が異なるようです。

ニコンのカメラの場合、基本的にライブビュー中は実絞り(設定した絞りまで絞り羽が絞られる)になります。
ただし、「動画撮影時のパワー絞り」機能の付いているD1桁機、D8xxやD750などでは、絞りプレビューボタンを押すと、絞りが開放になります。(押す度に開放←→実絞りで切り替わります)

キヤノンのカメラの場合、使っていないのでよくわからないですが、
どうやら常時、絞りが開放のようです。夜間のピント合わせは楽そうですね。

ペンタックスのカメラの場合は、現在調査中です。ご存じの方はこっそりご連絡下さいm(_ _)m

その他各社のミラーレスカメラについても、情報を募集中です٩(๑òωó๑)۶

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5/21 海ロケ募集中ヽ(=´▽`=)ノ

1 概要

 暖かくなってきた初夏、艦これで午後〜晩の海ロケに行きましょう!
 西向きの海岸なので、夕陽も撮りやすいと思います。
 私の現場到着がどうしても13時半頃になってしまうので、現状、そこから着替えて、暗くなるまで撮影、という予定です。
 先に現地に入ってテント設営などをしていただける方がいれば、もう少し早く始めることも可能だと思います。

2 日時、場所

 5/21(土)午後〜
 場所 神奈川県西部

3 ロケ地サンプル

前回、この場所で撮影した際の写真はこんな感じでした。
江風=葉桜さん、菊月=雪鳴さん、瑞鶴=たるとさんです、多謝!

4 撮影内容

 艦これキャラで、特に神通型、阿賀野型などの軽巡が似合うかと思います。
 が、他のキャラなら行ける〜という方も、ご遠慮なくご連絡ください。
 艤装については、あると映えるとは思いますが、結構風の強い海岸なので、当日風が強かった場合には破損してしまう可能性も考えられます。

5 人数

 海ロケなので、最低二人レイヤーさんがいた方が(全体で三人はいたほうが)、撮影中にサポートに回ってもらうなどできて、撮影しやすいかと思います。

6 その他

 現場のお手洗いは、近くの公園内にあります。
 前回参加されたレイヤーさんいわく「そこそこ綺麗」だそうです
 着替え場所は、こちらでテントを用意する予定です。
 前回(3/21)行った時も、磯遊びに来られている家族連れの方が何組かおられたので、 それなりに人目につくことは覚悟する必要があるかと思います。